機関紙「銀杏」特集

No.75 2024年8月夏号

取材・文:中根佳津子


 蛍光灯が切れた。庭の雑草が気になる。あの服を早く洗濯しなきゃ。

気持ちよく暮らすための、目立たないけれど大事な作業の数々。

それを担っているのが営繕スタッフです。


特集:スタッフ紹介第5弾

「営繕スタッフ」


⚫︎スタッフ インタビュー⚫︎

洗濯ルームのゴッドマザー。

 「キレイ・早い・正確」を心がけています

 勤続11年、営繕スタッフ最年長の榎元さん。週に3回、持ち場の洗濯室で本館90人分の洋服を取り扱っています。

 持ち場の洗濯室には洗濯機が5台。乾燥機とは別に干すのもあり、持ち主に間違いなくお戻しすることに常に気を遣っています。

 「洗濯室には皆さまのお名前シールを貼った棚があるのですが、たたんで棚に入れる時には、必ずお洋服に書かれたお名前を確認しています」 「すごくキレイになった」「早いわね」と言われるのが何より嬉しいという榎元さん。モットーは、キレイ・早い・正確です。月に数回のカラオケを楽しみに、笑顔で仕事に励んでいます。

勤続11年

榎元禮子さん



勤続2年半

吉川雅己さん

「今日は蛍光灯の取り替え作業。困った時にはすぐに駆けつけてくれます。」

修理修繕はお任せ!

  何でも手作りしちゃいます

 以前はデスクワークの仕事についていた吉川さん。定年退職した時に、これからは体を動かす仕事がしたいと思ったそうです。

 「もともとDIYが好きでしたし、社会貢献したいという気持ちもあったので、今の仕事は理想的です」とおっしゃいます。  

 トイレの調子がおかしい、鍵が壊れたなど、修理修繕はお手のもの。免許がないので複雑なことはできませんが、電気関係のちょっとした不具合ならパパッと直してしまいます。

 「廃品を利用するなど、工夫のしがいがたくさんあって、楽しく働いています」



植木をこよなく愛する

平山道雄さん

秋になると銀杏の実を加工。

ご近所でも大人気のシルバー産の銀杏!
「美味しかった」の一言が嬉しいです

お掃除大好き!

高岡真希さん

お掃除で、心も体も鍛えられているような気がします。いつも優しい笑顔に周りも自然と笑顔にさせます。

言葉の壁も何のその!

金 福住さん

出身は中国。花を咲かせるのが大好きです。いつも一生懸命に丁寧なお仕事が好評です。